会報15 Page-6


 能のイメージの触れ込みの反面、ATMを必要とする用
 途や格段に安い料金の実現性が明確でないため、いまひ
 とつの盛り上がりに欠ける感がします。あまりに多くの
 機能をもったオーディオセットや電話機に戸惑つている
 ひとが多いのに通じるものがあるのではないでしょうか。
 振り返つて見ると、自社内でもこの様な新しい通信サー
 ビスを熟知したり使いこなしているとは言い難く、この
 "紺屋の白袴"の状態を改善しなくてはいけないと考え
 ています。
   さらに、インターネットは用途および利用者が今後益々
 増えていくでしょうし、PHS ( Personal Handyphone
 System )に続いて人工衛星を利用した携帯電話など次世
 代移動体通信が登場するなど、引き続き目まぐるしく変
 化していくため、これらの動きを少しでも早く先取りし
 たいと考えています。
   最近、志村正道先生と同期生の杉生眞人君とゴルフを
 共にさせていただく機会がありました。あと少しで還暦
 と自称される志村先生のパワーフルなショットが圧巻で
 した。志村先生と杉生君とが最後までデットヒートを演
 じ、ゴルフを始めて間がない小生は温かいアドバイスを
 貰いっぱなしでした。お二人とも素晴らしいスコアでし
 たが、それでもご本人が不満に思われたスコアであるか
 も知れませんので、敢えて記しません。

  北から南から

待兼研球会

              3期・山本皓一郎
           (日本エレクトロニックシステムズ)

   春のある日、三重県の名勝賢島に11人の紳士が思い思
 いの出立ちで集まりました。お互いの再会を喜び合うと
 共に、それぞれが更に白髪が増えたことや薄くなったこ
 とに、少々の安心感を持つて互い苦労を劣り合い、そし
 て以前と少しも変わらず黒々ふさふさしている頭を見て
 は、いささかの羨望を感じながら苦労が足りないのでは
 ないか、などと挨拶を交わすのはいつものことでした。
   ここは賢島カンツリークラブです。賢島の静かな海を
 見下ろす景勝のゴルフコースで、例年になく雨の多い春
 の日に、青空に包まれた1日を迎えることができました。
 このゴルフ会も平成4年3月に初回を持つことができ、
 以来開催の努力をしていますがどちらかと言うとこれを
 きっかけに集まれる人が突然開催するミニゴルフ会を開
 くことの方が多く、公式的にはこれが2回目になります。
 コースは要所では鏡のような海面も見える美しいコース
で、景色も楽しみながらのプレーとなりました。OBゾ
 ーンも少なく、関西の、狭くて急斜面の山岳コースに慣
 れているメンバーにはすこぶる好評でした。
   皆それぞれに練習場でのウォーミングアップ後、川崎
 幹事からルール説明があり、さて今日こそは久しぶりの
 学生仲間に実力のほどを知らしめてやるぞと、意気込み
 も露に、いよいよ第1組が出発しました。そのメンバー
 は河台浄氏、川崎陽一氏、川村武彦氏、小林猛氏です。
 河合氏と川村氏は東京地区からの参加です。ちなみに今
 回はラウンド後に宿泊して、プレーの品評会・反省会そ
 してまた懇親会を開くことになっています。この組の中
 で、日頃後輩の勉学を師の立場で指導しておられる小林
 猛氏は長いキャリアと豊かな経験とを生かして、突出こ
 そしませんが、きっちりとスコアまとめされます。冷静
 な観察力によってパートナーのスイングや力量を見定め、
 それとなくアフターゴルフの話題にするところなどはゴ
 ルフエチケットの一つとして見習つて良い点と言えそう
 です。
   続いて第2組の出発です。メンバーは佐藤禎伸氏、杉
 生贋人氏、多田副政氏、田中敏夫氏です。そして第3組
 は中山輝史氏、堀江崇秀氏、筆者の3名です。佐藤氏は
 仙台から、中山氏は東京から、そしてそれとなく優勝を
 さらって行かれた堀江氏は名古屋からの参加です。杉生
 氏は在学時代に野球部で鍛えた長打力と根つからの勉強
 熱心で1日千球もの練習を励んだ成果は他の追随を許さ
 ず、イップスも乗り越えたとのことで、今回もそのロン
 グヒッタ-ぶりを遺憾なく発揮されました。しかし、本
 人日く、距離にこだわらなくなったと同時にスコアが良
 くなった、とのことです。
   各プレーヤーのスコアは遠慮させていただきますが、
 プレーマナーの良さも手伝つて、ハーフ約2時間強でま
 わることができました。久しぶりの楽しく、気兼ねの無
 いゴルフにすっかり若返つた全員がーラウンドに続いて
 追加ハーフをプレーしました。遊びにかける情熱は五十
 才を超えても学生時代と言うことでしょうか。
   ゴルフの後は近鉄賢島保養所を利用させていただき、
 一晩かけての会合となりました。ゴルフプレーの品評を
 肴に海の幸と酒とを存分に味わい、更に部屋に戻つての
 酒、麻雀、囲碁に興じつつ、夜半まで楽しい時間をすご
 すことができました。
   ところで、こんなゴルフ同窓会も永続きさせるには名
 前が必要ということで「待兼研球会」と名付けています。
 学生時代の思い出多い待兼山を頭に抱き、後に研球会と
 付けました。職業柄研究会に参加の機会も多く、学校と
 も関係のありそうなゴロですから同窓コンペには適当と
 いうことになりました。仕事の席上、ゴルフを話題にす
 ることがはばかられる場合でもケンキュウカイと言えば
 日程ぐらいは公然と打ち合せができる、との思いやりも


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